これは様々なことに関して言えることかもしれないのだが、よく、「勉強しているが成績が上がらない。どうしたら良いだろうか」という悩みを抱えている方がいらっしゃる。

 こういった悩みは、コツコツと自分なりに努力をしているのだが、なかなか成果(例えば勉強であればテストの点数、仕事についてであればより丁寧な仕事等)が得られていないという比較的真面目な人に多い悩みであると個人的には考える。しかし、こういった悩みは、下手をすれば「自分は努力しても上手くいかない、価値のない人間なんだ。」などという抑うつ症状にまで繋がってしまう懸念のある状況でもあるので、あまりにも精神的につらい人には専門家(精神科医や心療内科医、心理カウンセラーなど)にみてもらう事を個人的にはおススメしたい。

 さて、そこそこ生きてきたタングスの経験則として、

<タングスの経験則 努力量と成果の関係>
1.努力量と成果は線形相関しない(比例関係にならない)
2.努力量がある段階に達すると、ガウス係数のようにグッと成果が上昇するポイントがある。逆に言えば、この段階に達していないと、あまり成果には努力量が反映されていない。
3.ある程度同分野に成果があると、以前より少ない努力量でも成果が上がる状態になることが多い。

 
これらはあくまで私の経験則に過ぎないので、特に学術的な裏付けがあるわけではありませんが、私の場合、上記に示したような状況になっていることが多いのです。

 図にしますと、

努力量と成果
こういう感じです。

 もし、何かなかなか努力していても上手くいかないな、と思ったとき、こういう風に伸びる可能性もあるんじゃないかな、と言うのが私の持論です。




 それではまた。