僕自身は歌ったことがないのだけれど、どこかで聴いたことのある合唱曲『心の瞳』。最近になって、坂本九さんの遺作であったことを知りました。

 坂本九さんは1985年8月12日に起こった日本航空123便墜落事故で他界された名歌手であり、平成生まれの私は彼の生の歌声を聴く機会には恵まれませんでした。したがって、この『心の瞳』も「合唱曲である」という認識を持っていたのですが、ふと調べてみると坂本九さんの最後のシングル(遺作)のB面がこの『心の瞳』であったのです。

 作詞は荒木とよひさ、作曲は三木たかしというヒットメーカーによるものでした。

 なお、youtube上には坂本九さんが亡くなる当日(飛行機に乗る前)に録音していた生歌も存在しており、そちらでも坂本九さんの歌声を聴くことが出来ます。


 現在でも、この『心の瞳』は合唱曲として、多くの学生たちにも親しまれています。


 こういった「原曲の背景知識」を知ると、より深く、この曲を味わえる気が、僕はするのです。