タングス雑記帳

とある一般人の雑記帳です。作曲やら思慮したこと、食べたもの、医療系の記事もたまにあります。




 昨年から半年ほど休場をしていた橋本八段。将棋ファンからは「ハッシー」の愛称で親しまれ、NHK杯等でのファンサービスを忘れないながらも、順位戦A級1期、竜王戦1組10期と一流棋士として活躍していた。

 てっきり何かご病気か何かでの休場だと思っていたのだが、彼が2021年4月2日に「引退届」を将棋連盟に提出し、受理され、正式に橋本八段は引退となった。(一般に、第一線を退く場合は引退ではなく「フリークラス転出」という手段を用いるのだが、彼の判断は「引退」であった)

 彼のtwitterによると、元妻との子供をめぐるトラブルがあり、将棋を指せるような状態ではなくなってしまった、という。

 いち将棋ファンとしては残念な限りなのだが、引退してしまったのだから、私としてはかつての加藤治郎名誉九段のように、観戦記や名解説の分野で、将棋の世界から離れずに、活躍していただきたい。
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最近、
 アニメウマ娘(1期再放送⇒2期放送中)
 →過去の競馬実況映像(とくに杉本清アナウンサー実況のもの)
  →ゲームウマ娘
   →リアル競馬(ただしまだJRAしか把握してない)
と順調に競馬にハマりました。タングスです。

 競馬ファンならご存知の通りなのですが、そろそろクラシック(それぞれ3歳の牡馬と牝馬だけが出られる伝統的なレース)が気になる頃合になってまいりました。

 先日、2021.02.28の阪神10Rの「すみれステークス(3歳限定、オープン)」にて武豊騎乗の「ディープモンスター」くんが強力な末脚を発揮し、私としては「ああー、牡馬クラシックに強いのが来たなあ」と思っていたのです。




 この脚の雰囲気、(ウマ娘から競馬に興味を持った)私は、「まるでスペシャルウィークみたい」と思って応援しております。(ちなみに、スペシャルウィークはクラシックの一つ、東京優駿日本ダービーを勝った馬です。)

 この子(馬)で武豊ジョッキーはクラシックに挑むのかな?と思っていた先週の土曜日(2021.03.06)、今度は牝馬(=女の子馬)のクラシックの前哨戦といわれる「チューリップ賞(GⅡ)」が阪神競馬場で行われたんです。



 武豊騎手が乗ったのは1番の「メイケイエール」ちゃん。そして、若手の凄腕 川田将雅騎手は5番の「エリザベスタワー」ちゃんに乗って戦ったのですが、珍しいことに1位同着!

 
 実のところ、この「チューリップ賞」、武豊騎手の乗ったメイケイエールちゃんが、「あたしはもっと速く走りたいわ!(手綱グイグイかかる」と名手・武豊を困らせるようなシーンがあった(下の動画がそのシーンを手っ取り早く見れます。)のだけど、最終的には同着の1位になるというドラマ。

 ↓1番ゼッケンの馬が駄々をこねて、武豊騎手が必死に抑えているのがわかります




 これは今年の牝馬のクラシックは、競馬ファンにとっては面白くなったかもしれません。(馬券派の方にとっては難しいシーズンなのかも)


 競馬って奥深いな、と思いました。それでは、また。(ゲームのウマ娘やってる方いらしたら、お手柔らかにお願いしますw)
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 将棋をやっているとたまに大金星をあげることがある。今は懐かしき高校時代、わが高校の将棋部内で私が”5級”として登録された将棋大会で、ライバル高校のエース(二段)にあたり、相手のノーマル四間飛車に対して、私が加藤流棒銀を用いて勝ったことがあった。

 「加藤流棒銀」はその名の通り、大棋士加藤一二三九段が開発した対振り飛車急戦の戦法で、当時、加藤九段が書かれた棋書を僕が読んでいたことで採用した経緯があった。・・・ちなみに、当時、同期の将棋部員は深浦康市九段の書かれた棋書に載っていた5七銀左急戦を得意としていた。

 当時はまだ僕が団体戦メンバーに入る前だったので、僕の将棋は「やるか、やられるか」という攻め合いの棋風だった。(団体戦メンバーになってからは、出来るだけ相手に決め手を与えない、「徹底的に受け、チャンスがあれば潰す」という戦い方になってしまった――高校の将棋の団体戦は、3人同時かつ並んで対局をするので、真っ先に負けるというのは仲間に対するダメージがデカいためである)

 正直なところ、僕の将棋部活動時(平成の中頃)で、加藤流棒銀はアマチュアで指す人が殆どいなかったことから、先の大金星につながったのだろうと僕は今でも考えている。
 加藤流棒銀は優秀な戦法ではある(ちなみに、のちに渡辺明先生が「渡辺明の振り飛車破り 急戦編」の中でもとりあげていたほど)だが、実は中終盤にキレがないと大逆転負けを食らう事のある恐ろしい戦法でもあった。
 当時の僕は穴熊が指せず、持久戦なら天守閣美濃、といった感じだったので、対振りで持久戦では戦えなかったのである。

 そこで本番「加藤流棒銀」を放ったのだけれど、これが見事に決まって、生まれて初めて二段に勝った将棋になったわけでした。



 将棋を指されている方も多かろうと思われますが、あなたが大金星をあげた戦法などありますでしょうか?あれば、コメント欄までお願いいたします。


 それでは、また。
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